
ジャケットで大事なのは肩幅じゃなくて胸囲です
皆さんこんにちは。
Lv.99代表の水本です。
ジャケットのサイズ感がバッチリだという表現をする時に「肩幅がちゃんと合っている」というセリフをよく聞きます。
でもこれ、着る側と見る側で状況が異なります。
他の人が言う肩幅が合っているというのは見た目の話で、着る側は必ずしも自分の体にジャストじゃなくても着心地は変わりません。
ジャケットを選ぶ時にちゃんとサイズを合わせるべきは、肩幅じゃなくて「胸囲」なのです。
服の構造を理解している人であれば、何をそんな当然のことを言っているのだとおっしゃるかと思います。
そしてこの理屈はそんなに服に詳しくなくても、服を買う時を少し思い出してくれれば分かってもらえます。
既製服を買う時に、「肩幅のサイズ表示」で服を選んだことって、あります?
ないですよね。
そんなサイズ表示をして販売している服は見かけません。
ほぼ全ての上着は「胸囲(チェスト、バスト)」のサイズ表示で販売されています。
服のサイズ合わせで重要なのは胸囲だからです。
ジャケットは胸が合っているかいないかで、シルエットも着心地もかなり変わります。
でもでもでも。
胸で合わせても、肩が合うとは限りません。 むしろ合わない方が多いかもしれません。
そんな時に、つい肩幅で合わせてしまうと、着心地が悪くなります。
こうなると、どこもサイズが合っていないジャケットを着用している悲しい人が誕生します。
特に男性は「少し大きめのサイズ感」の服を着がちです。
これは幼少時のオカンが原因です。
背が大きくなっても着れるように、オカンは少し大きめの服を買ってきます。
世の男子は、その学習効果が強く働いてしまい、大人になってもゆったり目の着心地を好みます。
ていうか下手すると「ジャストサイズ」の服を着ないまま一生を終えることもあるかもしれません。
オーダースーツを着てみると、本当に目から鱗が落ちますよ。
ああ、ジャストサイズの服ってこんな着心地なんだ!と。
もとい、肩幅の話でした。
肩幅は実は「コントロールすべきサイズ」の一つです。
なで肩や肩幅が狭いことで悩んでいる人が、自分にジャストサイズの肩幅のジャケットを着たらどうなるでしょう。
肩幅が狭いことがはっきりして、悲しい気持ちになってしまうかもしれません。
例えばそんな時は、少し肩幅が広いジャケットを着ることで、より力強い体型に見えるようになったりします。
なで肩、怒り肩、中年太り、二の腕が細いなどなど。
男性の体型の悩みは尽きません。
これらの「見た目の体型補正」を可能とするのがオーダースーツです。
そうそう、胸囲も単にサイズが合えばいいというものではありません。
胸側が広い人、背中側が広い人、さまざまです。
そんな違いを採寸して、型紙に反映できる技術があり、初めて良い着心地のジャケットが出来上がります。
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