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原宿から愛を込めて。

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縫製工場に行ってきました

皆さんこんにちは。
Lv.99代表の水本です。

普段注文をお願いしている縫製工場に見学に行ってきました。

安価なスーツだと海外工場に発注しているお店もありますが、私はトラブルを防ぐ意味でも、すべての注文を国内の縫製工場にお願いしています。

私が国内工場にこだわる理由は、日本の繊維産業は世界に誇る品質があるからです。

熟練の技を携えた名もなき匠たちが、日本のアパレル産業を支えています。

もしかしたら皆さんは「工場」という響きから、服が作られる工程は、ロボットがたくさんいる人間がいない工場で、全自動でガッチャンガッチャンと出来上がっていくようなイメージを持たれているかも知れません。

全く逆です。

たくさんのミシンが並んでいる机で、職人達が一着一着縫い上げているんです。

別にオーダースーツだからではありません。

ファストファッションのTシャツですら、人間が一着一着ミシンで縫っています。

そう言った意味では、服って本当に「ハンドメイド」なんです。

2ミリずれると、見た目もサイズ感も変わってきます。

名もなき匠たちは、1ミリ未満の精度で服を縫い上げていきます。

ゆっくり時間がかかると生産性に影響します。

時間内にたくさん縫い上げられないと、それはコストに反映されます。

なので、できる限りの最大速度で、ジェット機のような音を立ててミシンを働かせています。

家庭科の時間にミシンで何かを縫った記憶を思い出してください。

おっかなびっくりで、なかなかミシンを全速力で動かせなかったと思います。

私たちが知っている服の値段は、この匠たちが身を削って短時間で縫い上げてくれた結果なのです。

改めて今あなたが着ている服の縫い目を見てください。

これは人が縫っています。

もし今までロボットや機械で全自動で作っていると思っていたのであれば、おおそうか、これは人が縫っていたのか、と感じてみてください。

昨日よりも少し、服に興味が出たことに気づいたら、原宿キャットストリートにある隠れ家オーダースーツサロン「Lv.99」で、あなたを最強にする一着を作りませんか。 完全予約制ですので、こちらからご予約ください。

見学した縫製工程については、また改めて紹介しますね。

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